糖質って意識していますか?

おはようございます、アスレティックトレーナーの青柳陽祐です。

今日もトレーナーズライブラリーに翻訳記事を投稿させていただきました。
こちらから青柳の投稿をご覧ください…
このブログの記事内容は、ライブラリーの投稿をお読みいただいてからの方が理解が深まると思うので、ぜひ目を通していただきたいです…

糖質ってなんですか?

人体では”ぐり”コーゲン…

人体では”ぐり”コーゲン…

始めに主な糖質をみてみましょう…

単糖類
グルコース:ぶどう糖(細胞がエネルギーとして直接使用する糖質)
フルクトース:果糖(フルーツ・根菜類に多く含まれる)
ガラクトース:脳糖(乳製品やてんさい糖などに多く含まれる)

二糖類:2つの単糖類の組み合わせ
マルトース:デンプンが分解されたもの(グルコース+グルコース)
スクロース:ショ糖・白砂糖(グルコース+フルクトース)
ラクトース:乳に多く含まれる(グルコース+ガラクトース)

多糖類:無数の単糖類の組み合わせ
デンプン・澱粉:植物が糖質を蓄えておくカタチ
グリコーゲン:人体が糖質を蓄えておくカタチ
セルロース:植物の細胞壁→食物繊維

体内で糖質はグリコーゲンとして、筋肉や肝臓に蓄えられています。
実はお菓子の”グリコ”も、”グリコーゲン”が社名の由来になっているそうです。
身体の細胞がグリコーゲン(多糖類)をエネルギーとして利用するためには、グルコース(ぶどう糖:単糖類)まで分解する必要があります。
要は同じ糖質でも、構造が複雑なものより単純な方がより早く消化・吸収されるということになります。

見失っていませんか?

糖質はどうなんでしょうか?

糖質に対してはどうでしょう?

塩分や脂肪のとりすぎが生活習慣病の原因となることはよく知られていますが、糖類に関してはさっぱり注目されていません。
そもそも糖質は最も手っ取り早く、身体のエネルギーになるものです。
しかし、糖質もとりすぎると身体に深刻な悪影響を与えます…

身体で消費される糖質はもちろん、普段の食事から摂取するわけですが、一般的に糖質は何に多く含まれるを認識していない場合が多いような気がします。

上に書いた糖質の種類をもう一度思い出して下さい…

デンプンですがこれは米、小麦、いも、とうもろこしなどの穀類に多く含まれています。
白米、麺類、ハンバーガー、ポテトフライ、ビールなどは青柳も大好きです!

スクロースは大雑把に言うと白砂糖になります。
お菓子類、サイダー類、甘い飲み物食べ物全般というイメージです。

果糖とぶどう糖ですが、濃縮還元フルーツジュースが代表的です。

さらに皆さんの周りにある食品成分表をよく観察してみてください…
身近な食品にも糖質は隠されているはずです…

果糖ぶどう糖液糖、砂糖類、加工デンプン(澱粉)…

なぜとりすぎてしまうのか?

ご飯や麺の大盛りはお好きですか?

ご飯や麺の大盛りはお好きですか?

個人的には、”糖質はとても手軽で安価なものだから”だと思っています。
周りの食べ物で糖質がたくさん入っているものは以外に多いものです…
替え玉・ご飯おかわり自由、麺・ご飯大盛り無料、スイーツバイキング、”飲み・食べ放題”が好きな方もかなり多いと思います。
冷静に考えてみると、これら格安または無料でついてくるものは、ほとんどが糖質のカタマリです。

最近、青柳も友人(男)と一緒にケーキバイキングに行く機会がありましたが、ケーキやお菓子をたくさん食べた直後は満腹を感じたのに、数時間後にはお腹が減るという経験をしました。
同じ量でも糖類はタンパク質や脂質に比べて満腹を感じさせる効果が低いとされています。
特に人工的に精製された糖質は、それ自体にエネルギー源以外の役割がなく、多量に摂取しても身体が満腹を感じにくいため、結果必要以上に食べ過ぎてしまう事なるのです…
見事に食品会社のワナにハマってしまっています…

このような傾向を考えると、糖質制限ダイエットが世間の注目を集めるのも決して不思議ではないと思います。
これが良い悪いという議論は他にお任せしますが、摂り過ぎているものを適量に制限することは、身体に何らかの良い影響を与える可能性が高いと思います。
糖質を否定するつもり一切ありませんが、普段身近なものを別の視点で見ることで気づくこともたくさんあるのではないでしょうか…

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