こんばんは、アスレティックトレーナーの青柳です。
今日は朝7時半からトレーナー向け英語勉強会を開催しました。
勉強会の流れは、”Barron’s E−Z Anatomy and Physiology(中身はコチラ:http://goo.gl/vv9D09)という解剖・生理学のテキストで基礎の勉強をして、毎回課題として事前に読んでもらった文献を解説し参加者同士で意見交換をするという内容です。
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今回の文献の内容は日曜日にこのブログと、開始してもうすぐ2年になるトレーナーズライブラリーに記事を投稿します。
もちろん勉強会ですので、テキストや文献の内容を理解することも目的の一つです。
でも僕が一番大切にしているのは書いてある知識ではなく、その知識と自分の経験を通して…
”自分は何を思うのか?”
ということです。
人間とか人生とかの味わいというものは、理屈で決められない中間色にあるんだ。つまり白と黒の間の取りなしに。その最も肝心な部分をそっくり捨てちゃって、白か黒だけですべてを決めてしまう時代だから、いまは。
池波正太郎 男の作法
最近の風潮を見ると『これは正しくて、あれはダメ』というように悪い意味で白黒はっきりつけていることが多すぎるような気がします。
でも実際の現場では理論通りに事が進むことは少なく、むしろ白と黒の中間、灰色で物事が進む場合が多いように感じます。
『立場が違えば、行動や思考も変わる』
知識やエビデンスにリアルの経験が加わり、自分の意見を持てるようになれば、この風潮も危うく感じるようになるのではと思います。
この勉強会を主催して一番の収穫は、一つのエビデンスに対し、参加者のフィルターを通して様々な意見が聞けることです。
今日も時間いっぱい、参加者の皆さんと意見を交わすことが出来ました。
毎回、ガチガチに凝り固まった青柳の頭をほぐしてくれる参加者の皆さんに感謝します…