先週の学びをまとめてみた…②

こんにちは、アスレティックトレーナーの青柳陽祐です。
今日は、昨日の続きを早速書かせていただきます。

どうして拇指球が大切なの?

”拇指球を意識して”という指導が多くあると思います。
朝倉さんには、Movementの中で何気なくMotionを意識させてくれるような指導をしていただきましたが、青柳はもう少しMotionについて突っ込んでみたくなりました…

まず人間の歩行・走行の局面で”Heel-Strike”から”Toe-Off”という流れがあります。
この間の足裏の重心は、踵の外側→小指球→拇指球・親指へと移動します…

足裏の重心移動

足裏の重心移動

Toe-Offの場面では拇指球に体重が乗っていないと、力強い蹴りだしやストップアンドゴーの動きがスムーズではなくなります。
しかし拇指球に乗った状態では、Toe−Off直前の足関節のポジションが、足関節はニュートラルではなく背屈位にあります。
この局面では足関節が背屈位にあり、そこから底屈位に足関節が動くことで”力強い蹴り出し”が実現するのではないかと思いました。

足関節の動きは?

Toe−Off直前〜の足関節ポジション。下手な絵ですみません…

Toe−Off直前の足関節ポジション、下手な絵ですみません…

先週の朝倉さんのセミナーでは、ダッシュからのストップや着地の時には足関節の背屈力を働かせ、あらゆる蹴り出しの場面では底屈力を働かせるようにするとの説明がありました。
リハビリテーションの場面では、距腿関節ニュートラルのポジションからの筋力強化やROM確保に着目しがちですが、よく考えて実践してみると、背屈〜底屈の可動域において力を発揮するのは意外に難しいことが実感できました…

さらに距腿関節をミクロで観ることもできますが、これは関節運動学に触れないといけないので、次の記事で簡単に解説させていただきます…

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